このたび、日本翻訳連盟(JTF)主催の第33回JTF翻訳祭2024に弊社メンバーが登壇することになりました。翻訳会社内での翻訳の品質管理についてお話しします。

 

 

◆ 講演タイトル:いち翻訳会社の品質管理: 顧客と翻訳者の間で何をしているか、するべきか
◆ スケジュール:2024年10月29日(火)~11月30日(土)
◆ 視聴方法:オンデマンド配信
◆ 登壇者:当社代表取締役・梅田智弘、翻訳者/プロジェクトマネージャー・矢島有記
◆ イベントサイトはこちら
◆ お申し込みはこちら

 

講演概要

 

品質管理という言葉を聞いたとき、どんなイメージが浮かぶだろうか。単に「良い翻訳を届ける」のは、品質管理の一部にすぎない。もっとも、品質管理は規模の大きな会社だけのものでも、個人翻訳者に縁遠いものでもない。誰でも、どんな規模の会社でも、それぞれにできることがあるのではないか。このセッションでは、株式会社テクノ・プロ・ジャパンが品質管理のためにどのような活動をしているかについて、「育成」「協力(連携)」「調整・交渉」の3点に整理して取り上げる。会社、役職、立場を問わず、それぞれの当たり前を考え直すきっかけとなるよう、小規模翻訳会社の等身大の取り組みを紹介したい。

 

登壇者

 

梅田智弘 | 代表取締役社長

翻訳会社社員、10年近くに及ぶフリーランスの英日翻訳者を経て、現テクノ・プロ・ジャパン代表。
さまざまなロールでの経験を武器に、社内外問わず働きやすいチーム作りに奮闘してきた。自身も含めさまざまなライフステージのスタッフが在籍していることから、仕事と生活の垣根を越えた「セーフティネットとしての翻訳会社」を実現したいと考えている。
会社のミッションは、お客様に寄り添い、お客様が母語で発信するコンテンツを目的の言語で語り直すことで、お客様のブランド価値を高め、その先にいる顧客の満足度やユーザー体験の質をも向上させること。このミッションを達成すべく、社内の翻訳者ひとりひとりが研鑽を積んでいる。

 

矢島有記 | 翻訳者・プロジェクトマネージャー

翻訳会社でシニア・リンギストとして法務翻訳を長年担当。正確な翻訳を提供するだけに留まらず、言語と法務両面の知見を生かし、訳文利用者の時間と労力の削減に寄与する提案なども行っている。近年は翻訳学校への出講をはじめ、翻訳者の育成や業界の活性化にも取り組む。