少し前の話になりますが、日本全国からテクノプロ社員が東京に集まり、「2017年度テクプロ祭」と冠した一大ミーティングを行いました。社員が協力して料理を作ったり、お寿司の実演握りで盛り上がったりと、ちょっと不思議なタイプのイベントになりましたので、そのレポートをお届けします。
たいへん久しぶりにブログを担当いたします。川津です。
今回は、10月20日に行った2017年度テクプロ祭の様子を、写真を交えてお伝えいたします。
テクプロ祭について簡単にご説明しますと、これは普段は全国に散らばって遠隔勤務しているテクノプロ社員を一堂に集め、各種会議を行うというイベントです。弊社はオフィス勤務メンバーが数人と少なく、社員の大部分が思い思いの地域・場所で業務を行うという柔軟な体制を採っているのですが、顔を合わせることもやはり大事でしょう。このテクプロ祭は、普段のチャットツール(最近Microsoft Teamsになりました)だけでなく対面で話し合いながら、会社の今後の方針会議、これまでの業務の報告、改めての自己紹介などを行い、会社の団結力を高め、社員同士の親交をさらに深めることを目的としています。その歴史は浅く、今回が記念すべき第一回。折角集まるのだからアクティビティを交えて皆で料理など……という社長の提案があって、今回の寿司パーティー企画が立ち上がりました。
当日は仕事を日中で切り上げて会場へ向かい、人数が集まり次第、会議に移りました。この会議では、社員が出席したことのあるセミナーの所感報告や、事業内容に関するトピックなどが取り上げられました。普段あまり突っ込んで聞けない他メンバーの業務詳細を知るいい機会にもなり、この時間を全員が有意義に感じたに違いありません。場は盛り上がり、議論は白熱し、後ろに控える買い出し&料理予定時間にだいぶ食い込みました。
会議の後、慌てて買い出しに行った食料班です。
先走った川津がゆでダコや海鮮を余分に買ってしまったほかは、おおむねスムーズに買い物を完遂しました。
その後てきぱきと料理が始まり、
各自恐るべきスピードで食材や調理器具を配置・展開し、手掛けられそうな料理を選んでは拵えます。思えばこのイベントの企画が立ち上がってからというもの、オフィスメンバーは仕事の終わる間際にユルい打ち合わせを繰り返し、「皆で作業しながら食べられそう」な料理をあれこれ検討したものですが、いざ当日になってみると意外とまんべんなく作業が発生。川津は12合というお米の質量と格闘しながら酢飯を作りました。料理は無心になれていいですね。
ちなみに、弊社には過去に海外で寿司職人を勤めた経歴のある人物が2人在籍しており、特にそのうち一方のコーディネーターHiroさんが寿司作りを一手に引き受けてくれました。「築地から魚を仕入れるから搬入経路を教えて」などというやり取りも交わされ、チャットツールの画面は、一体自分たちが何の会社にいるのか混乱するようなやり取りでいっとき埋まりました(参考:コーディネーターのHiroによる、寿司についてのブログ投稿)。
築地直送の魚はこのように保冷してありました(※翻訳会社のイベントです)。
寿司職人経験者2名による調理風景です(動画はこちら:[1] [2])。
海苔を内側に巻き込むロールが海外経験を物語りますね。
このときのメンバーの様子、および完成したお寿司や料理は弊社Twitterアカウントにも掲載しましたので、よろしければご覧ください。
完成した料理を並べたテーブルは非常に華やかでした。
お寿司もおいしくいただきました。
第一回テクプロ祭はこうして恙無く終了しました。
社員の胃袋が全体的に小さいという情報も新たに判明しました。料理が思ったより余ったので、手分けして持ち帰ったのです。次はもう少し買い出しを抑えるか、胃袋の数を増やす必要があるでしょう。
テクノ・プロ・ジャパンは「生きた言葉」で「粋な翻訳」を提供できるよう日々翻訳に取り組んでいますが、このような社員間コミュニケーションへの積極的な取り組みも、その大きな一助となっているのだと思います。
以上、2017年度テクプロ祭のレポートをお届けしました。
おまけ:会議中に撮れた奇跡の一枚です。社長が変顔をしています。上のお寿司を見ているようにも見えます。